MacBook ProでPS4リモートプレイをしてみた!設定不要で超お手軽!

ダークソウル3 リモートプレイ

4月6日、PS4のシステムアップデートVer 3.50 コードネーム"MUSASHI"がリリースされ、Windows、Mac OSX環境でのリモートプレイが可能になりました。

以前から、PS VitaやXperia端末ではリモートプレイが可能でした。私もXperia Z3 Tablet Compact(8インチタブレット)ではリモートプレイを行っていましたが、いかんせん画面が小さいため、プレイアビリティが良くなかったのです。しかし今回のPC対応で、大きくリモートプレイを取り巻く環境が変わった気がします。

早速、手持ちのMacBook Pro Retina 13インチでリモートプレイを行ってみました。

PS4リモートプレイ アプリダウンロード

PS4リモートプレイダウンロードページまずはPS4 リモートプレイサイトからソフトをダウンロードしましょう。

Macの場合は.pkgファイル、Windowsでは.exeファイルとなっています。

ダウンロードは無料で、ファイルサイズ自体も5MB程度と軽量です。

インストール

リモートプレイインストーラ

特にインストール時に面倒な設定などはありません。ネットワーク設定も必要ないようです。

当方の10M程度の回線でも、オンライン状態のままリモートプレイが問題なく行えることを確認しています。

 

アプリ起動

リモートプレイアプリ

こういったアイコンが追加されているはずですので、起動します。

サインイン画面

初回起動時はPSNにサインインが必要です。共用のパソコンでない場合は、「サインインIDを記憶する」にチェックを入れておくと次回から楽にサインインできるようになります。

接続開始

サインインが完了すると、このような画面が出ます。ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK4)をUSBケーブルで接続すると、自動的に使用中のPCとペアリングされます。Xperiaでは画面上に操作用タッチパッドが半透過で現れるためコントローラーなしでもなんとか操作出来ましたが、PCからの場合はコントローラーが必須のようです(一応エンターキーなどで◯ボタンの代用は出来ました)。

PS4を検索中

PS4に接続中

PS4が同じLAN内にある場合は、すぐに接続が完了すると思います。

出先からリモートプレイを行う場合や、テザリングなどを利用する場合は、自分のアカウントのPS4が見つかるまでに2,3分時間がかかったり、接続できても回線速度が不十分で閉めだされたりしますので、なるべく高速なインターネット環境で行うことをおすすめします。

また、別のネットワークからリモートプレイをする場合、PS4が起動またはスタンバイ状態になっていること、スタンバイ状態からオンラインで復帰のオプションを選択している必要があります。

 

ゲームプレイ

リモートプレイ画面

接続が完了すると、このようにウィンドウでPS4の画面が出てきます。

初期起動時のデフォルトで解像度は540p/30fpsになっておりますが、環境設定からそれぞれ変更することが出来ます。回線速度・マシンパワーと相談ですね。

操作部表示

SHAREボタン、PSボタン、OPTIONボタンはマウスなどでも画面上に表示されたものをクリックすることで使用できます。右下のボタンは全画面表示です。

ダークソウル3をプレイしてみた

リモートプレイ祭祀場

とりあえず今絶賛のめり込み中のDARK SOULS IIIをリモートプレイで動かしてみました。

ソウルシリーズはすべてプレイしてきましたが、今作ダークソウル3は、今まであった不満点がほとんど無くなっており、またマップも広く高低差がかなりあるため、非常に探索が楽しいですね。まだ半分くらいしか進んでいませんが、次はどんなマップなのだろうとワクワクしながらプレイ出来ており、自分の中では間違いなくソウルシリーズ最高傑作です。

 

8インチのタブレットに比べると、1画面が13インチとかなり大きいため、プレイはとても快適です。Retinaで液晶の性能も良いため画質も良いですね。

この時使っているMacBook Proは2013年のモデルで、CPUがCore i5デュアルコア、GPUがオンボードグラフィックのIris 5100という、今となってはあまり性能の良いモデルではありませんが、実際にゲームのグラフィックス処理をしているのはPCではないため、それなりの統合型GPUでも問題なく動作しています。

Youtubeの動画を全画面表示してカクつかないPCならば、ストレス無くプレイできるでしょう。

また、コントローラーはMacBookについているUSBポートから給電しながら使用できるため、電池残量を気にする必要もありません。

遅延について

心配だったのは遅延ですが、操作ラグはほぼ0ですね。テレビに写しているHDMI出力と、MacBookの画面でズレがまったく感じられなかったのは驚きました。

ただ、一度オンラインで闇霊に侵入されたのですが、かなりラグかったです。これは使っている環境(リモートプレイをする端末側とPS4がある自宅側、両方の回線速度)によるものですね。特に自宅側の回線が遅いとラグる傾向にあります。まあリモートプレイの通信とオンラインプレイの通信、両方で多大な負荷がかかるので当然なのですが…

ですので、回線速度に不安のある場合はソロプレイを推奨します。

まとめ

ある程度の回線速度さえあれば、パソコンとコントローラーだけでPS4がどこでもプレイできる、というのは、ファミコンとともに育った私にとって、据え置き機でここまで出来る時代がついに来たのだなあ、と非常に感慨深いものがあります。

今年の秋にはPlayStation VRの発売も控えていますし、どんどんゲームを取り巻く環境がよくなっていきますね。これからの進化が楽しみでなりません。

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